今年2019年は日本でラグビーのワールドカップが開催されます。ラグビーのワールドカップは1987年にオーストラリアとニュージーランドで共同開催され、今回の開催が9回目になります。オリンピックやサッカーのワールドカップと同様に4年に1回開催される大きな大会です。
これまでの優勝国は、ニュージーランド3回、オーストラリア2回、南アフリカ共和国2回、イングランド1回で日本はこれまで8大会すべてに出場していますが、決勝トーナメントに進出したことはありません。しかし、前回大会では南アフリカ共和国を破り、世界中を驚かせました。
ラグビー選手といえはその強靭な肉体が大きな特徴です。特にフォーワードの選手は体格が大きく、しかも長時間プレーをするという持久力も必要です。バックスの選手は持久力はもちろんスピードとパワーも必要です。このラグビー選手の身体づくりを支えるのは、練習と、もちろん食事です。選手は普通の成人の約2倍のエネルギーを必要としています。そして大切な栄養素がタンパク質、鉄や亜鉛などの微量栄養素です。
オージービーフにはこれらの栄養素がたくさん含まれています。オーストラリアやニュージーランドのラグビーが世界一なのは、彼らがオージー・ビーフを日常的にたくさん食べていることも原因かもしれません。
オージー・ビーフはオーストラリア代表をサポートしています。日本代表の戦いにも注目です。
女子栄養大学・栄養生理学教授
上西一弘氏
【お勧めレシピ】
牛肉の洋風トマト丼
ラグビーは特に強くて丈夫な筋肉を必要とする競技です。オージー・ビーフに含まれる良質なたんぱく質と、トマトに含まれるミネラルが結びついて、筋肉を作るのを助けます。また、トマトの栄養素は油を使って調理した方がより吸収も良くなる上、旨味成分であるグルタミン酸も増加し、より美味しくいただけます。
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