東京オリンピックまであと約1年半となりました。いろいろな競技の出場選手が話題となってきますが、中でも今回はマラソン選手に注目が集まっています。これまでの選考方法を改めて、9月15日に最終選考レースMGCを実施します。マラソンはコースや試合の日の気象条件などが変わると結果(タイム)にも影響が出てしまいます。
そこで、ある一定の基準をクリアした選手を集めて、同じタイミングで選考レースを行うことにしたのです。きっと、ものすごく盛り上がることと思います。

マラソン選手はできるだけ体重を軽くして、試合に臨みます。体重が軽い方が有利だからです。しかし、筋肉量は必要です。つまり筋肉量は維持しながら、体脂肪を減らしていくことが重要となります。そのためには食事が重要となります。筋肉量を維持するためにはエネルギーとタンパク質の摂取が不可欠です。
牛肉は良質のたんぱく源ですが、体脂肪を気にするマラソン選手などでは、牛肉の脂肪が気になります。脂ののった牛肉よりも、脂の少ない赤身の肉がお勧めです。

オージー・ビーフは赤身肉の代表です。鉄や亜鉛などスポーツ選手に必要な栄養素も豊富に含んでいます。大学駅伝の選手も、夏合宿や駅伝の試合の前にはオージー・ビーフを食べて体組成を整えています。

女子栄養大学・栄養生理学教授
上西一弘氏

【お勧めレシピ】
厚切りビーフステーキ

シンプルなステーキですが、オージー・ビーフなら余分な脂肪が少なく、良質なたんぱく質がトレーニング後の筋肉の修復を助けます。鉄分を多く含むので、貧血防止にもなり、持久力をアップさせます。
レシピはこちら