調理する半日前に冷蔵庫に移しておきましょう。低温でゆっくり解凍することで、肉の旨味を逃さず解凍できます。
肉の温度を室温まで戻します。室温まで戻すことで、お肉の外側と内側の温度差がなくなり、火が均一に通りやすくなります。
塩を振ると肉の内部の水分と一緒に旨味成分が表面に引き出されてきます。厚いところは多めに、薄いところは少なめがコツです。
肉を入れた時に「ジュワーッ」と音がするくらい熱くしておきます。最初の強火で肉汁をギュッと閉じ込めましょう。
家庭用のフライパンでも、正しい手順で焼けば、プロ顔負けのおいしいステーキに仕上がります。ポイントは火の強さと、ひっくり返す回数です。
最初は強火で
裏返すのは1回だけ
※いずれも2cm以上の厚さのステーキの焼き方です。
箸やトングで触ってみて、柔らかい状態で火を止めます。
肉の内部の温度は約45℃、中心部はほとんど生の状態です。
箸やトングで触ってみて、柔らかい状態で火を止めます。
肉の内部の温度は約50℃、中心部はややレアに近い状態です。
箸やトングで触ってみて、弾力性がある状態で火を止めます。
肉の中心部の温度は約55℃、中心部はピンク色の状態です。
箸やトングで触ってみて、かなり固いと感じるまで焼きます。
肉の中心部の温度は約75℃、中心部まで火が通った状態です。
人差し指と親指で円をつくります(OKサインの要領です)。その状態で、親指の付け根のふくらみの真ん中を押してみてください。それから、箸かトングでステーキの真ん中を押してみてください。その時の押した感触が、親指の付け根と同じくらいの柔らかさでしたら、そのステーキは「レア」の状態ということになります。
焼き終わったら、お肉を取り出してアルミホイルでふんわりと包み、3〜5分間ほど休ませます。余熱で肉汁が閉じ込められて、さらにジューシーな仕上がりになります。